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「お互いが影響をうける」

  • 執筆者の写真: 虹月 cona
    虹月 cona
  • 2022年12月27日
  • 読了時間: 3分

「鑑定の場」に関わらず、人間関係において、「お互いが影響を受ける」

色々な影響があるけれど、占い師が相談者の影響を受けることがあることは知っておいた方がいいと思う。

落ち込んでネガティブに傾いた相談者さんの共感しながら話を聞く。この共感、し過ぎると占い師も一緒にネガティブ化してしまう。

この場合、心を寄せる(共感)距離が問題。物理的な距離ではなくて、あくまでも自分の心をどこに置くかという問題。


ひとつには、しっかりとした自分のテリトリー(自分の世界)を認識することでもある。


ネガティブ化している相談者さんの話を聞き、占う。

占い師が、自身の心の天秤を水平に保つ事が大切だけれど、どうしても少しネガティブ化してしまう。鑑定が終わった後。傾いた心の天秤が普段の状態に戻っているのならば大丈夫。普段の状態に戻る方法なり儀式なりは、占い師がそれぞれやっていることと思うので、ここでは深く触れません。

ここをしっかりと戻せないと、占い師の心の天秤は傾いたまま。

更に、何人も鑑定を続ければ、結果はおわかりのように、占い師も原因不明のネガティブ&落ち込むという状態になります。


なぜそうなるのか?


「鑑定の場」という特殊空間がそうさせているのです。

初対面の人が、心を開き友達にも家族にも言えない悩みを言ってきて、何とかしてほしい。という場です。占い師は、一生懸命、その人のために占います。

占うためには、初対面の相談者さんとつながらなくてはなりません。

つながれば、困っていることの本質にたどり着くことができ、良い鑑定ができることでしょう。

それと引き換えに、占い師は相談者さんのネガティブを受けてしまうのです。

そして、占い師は、自分のポジティブを使って相談事の解決方法を探ります。

結果、見事相談者さんに笑顔が戻ったら嬉しいですね。

それは、あなたのポジティブエネルギーが相談者さんに影響して、ポジティブ化したからです。


心の天秤が、ネガティブエネルギーを受けて傾き、更に自分のポジティブエネルギーを渡してしまうことになるので更に傾くことになります。


どこかからポジティブエネルギーを補充できるのであれば、それほど問題は大きくならないかもしれません。


「鑑定の場」は、エネルギーが動きます。

相談者さんのネガティブエネルギーは占い師へ、

占い師のポジティブエネルギーは相談者さんへ。


このことを、しっかりわきまえて対策をとってください。

神社仏閣を利用するのもいいでしょう。

ただし、神社仏閣にも良い場所と悪い場所があります。気を付けてください。

そういう場所は、「負」を落としていく人もいるということを知っておいてください。


ではどうすればいいのか?

あなた自身、「居心地のいい場所」「気が楽になる場所」の確保が必須です。

どこという指定はありません。

自然の中でキャンプするのが好き。という方もいらっしゃる一方で、

喫茶店でボーっとしていると落ち着くという方もいらっしゃるでしょう。

インドア、アウトドア関係ないです。


受けてしまったネガティブエネルギーをそこ辺に「祓って捨てていく」のは、他の人の迷惑になりますのでお気を付けください。

出来ることならば、自分で受けたネガティブエネルギーを「綺麗にして昇華させる」ことをオススメします。

やり方は、人それぞれです。

自分でできないうちは、誰かにお願いしてください。

やはり、そういうことを得意としている方もいらっしゃいます。

探してみてください。


占いの世界の入り口は簡単には入れてしまうかもしれませんが、

その世界は、意外と複雑で不可思議な世界です。

どんなに夢や希望が大きくても、気が付いたらしぼんでいた。なんてことも日常茶飯事です。

これから、占いの世界でやっていこうと思うのなら、自己防衛策は必須です。

そういう世界です。

悪い世界だと言っているのではありません。

悩んでいる人のためになる素敵な世界です。


表もあれば裏もある。どんな仕事でも世界でも。




 
 
 

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