心は寄せても、混ざり合わない
- 虹月 cona
- 2023年1月22日
- 読了時間: 2分
鑑定の場では、「傾聴」が大事です。
「傾聴」とは、「耳」「目」「心」を傾けて真摯な姿勢で相手の話を聴くコミュニケーションの技法。とされています。
耳と目は、当然ですが、心も傾ける必要があるわけです。
友だちとの何気ない会話とは違います。
ある意味「全集中」で、相談者さんの話を聴くことです。
占い師側は、極力相談者さんに心を寄り添わせて話を聴きます。
話しの中に、相談(お悩み)の「核」となるキーワードが潜んでいることが多いです。
そこを聞き逃さないように、真摯に聴くわけです。
ところがです。この行為にも、注意が必要です!
注意点は、「自分の感情を相談者さんの悩み事とごっちゃに混ぜてしまわないこと」です。
「混ぜるな危険!」です。
なぜ危険なのか?
占い師の感情と相談者さんの悩みが混ざると、占い師側の感情がおかしくなります。
相談者さんの悩みに、感情が突き動かされて、さも自分の悩み事のように感じてしまうのです。
もちろん、頭では「ただいま、鑑定中!」とわかっています。
自分の悩みではないので、悩みごとをそのまま受けてしまうことはないと思いますが、
「モヤモヤ感」はほぼ貰ってしまいます。
最初は、ちょっとした「モヤモヤ感」であっても、ちりも積もれば山となり、山は雪崩を起こし、占い師のメンタルにダメージを残します。
この状態は、非常に危険です。
結果から言ってしまえば、「心は寄せても、鑑定の場に感情は持ち込まない」ことです。
文にするのは簡単です。 しかし、それができるかということになると難しいと思います。
まず、「自分軸」をしっかりと持っていることが絶対条件です。 そして、「自分の聖域(テリトリー)」を確立しておくこと。
この2点は必須だと思います。
「感情を持ち込まない」ということが大切と言いましたが、
あまりにも完璧にやると、「冷淡な人」という印象を相談者さんに与えかねませんので、力加減が非常に大切になると思います。
「自分」の確立が重要です。 どうやって、「自分軸」を作っていくのか?
「聖域(テリトリー)」の確立にはどうすればよいのか?
これらは、人それぞれなので、ここで一概には言えません。
個別セッションでは、それぞれにあったやり方、イメージの仕方などをお伝えすることができます。
気になった方は、公式LINE https://lin.ee/iCLp36u こちらからお問い合せ下さい。

Comments